なんと力強い料理だろう。
運ばれる料理たちは皆驚くほど美しく、口に入れた瞬間溢れる滋味に声を発することができない。
ここ『ミクニタカマツ』は世界が認める料理人、三國清三シェフがプロデュースした店である。
メニューは東京・四谷にある『オテル・ドゥ・ミクニ』と同じだが、食材は積極的に四国の海の幸、山の幸を盛り込んだもの。ヨーロッパから調達した選りすぐりの食材と三國シェフが生まれ育った北海道の幸に、地元高松をはじめとした四国の幸が加わる。素材が織り成す三味一体のハーモニーにさらに三國シェフの感性が加わり、未体験の味わいが生まれる。
この珠玉の料理ができたのは三國シェフにとっては必然だったのだ。三國シェフの料理思想の根本に、土地の食材への愛情とたゆまぬ食材への探求がある。自然を理解し、食材の風味、味、力を引き出すことが大切であると考える。その思想はここ『ミクニタカマツ』でも脈々と受け継がれている。
旬の食材に合わせてメニューは毎月変わる。できれば毎月足を運びたいものだ。
洗練の極みで調理された地の食材をいただくことは、郷愁と未来を同時に体験できる素晴らしいひと時なのだから。
ランチ/今回のオードブル
小海老の旨みを閉じ込めたコンソメのジュレと百合根の冷製ポタージュを合わせた一品。香川産のゴーヤとイクラ、そして百合根にゲランドの天然塩を添えて頂く。そのキュートな色合いと食材のマリアージュを楽しみたい。
小海老の旨みを閉じ込めたコンソメのジュレと百合根の冷製ポタージュを合わせた一品。香川産のゴーヤとイクラ、そして百合根にゲランドの天然塩を添えて頂く。そのキュートな色合いと食材のマリアージュを楽しみたい。
ランチ/今回の魚料理
三種の香草が旬鮮魚のグリエを引き立てる。花ズッキーニのショロンソース和えはズッキーニのほのかな甘みとトマトの香りが心地よく同居し、周りにあしらわれたアヴォカドオイルとイタリア・ガルムが深い味わいを醸し出す。
三種の香草が旬鮮魚のグリエを引き立てる。花ズッキーニのショロンソース和えはズッキーニのほのかな甘みとトマトの香りが心地よく同居し、周りにあしらわれたアヴォカドオイルとイタリア・ガルムが深い味わいを醸し出す。
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